2022/2/21
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タイヤの片べりについて |
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良くタイヤが外べり内べりするので調整してほしいと言われます 基本的にタイヤの外側が、いちぢるしく減る場合は フロントタイヤがインになっているのが多く調整しないとタイヤが長持ちしません 続いてタイヤの内側が減る場合は、フロントタイヤがアウトに広がっていて タイヤの内側が減ります。どちらも調整しないとタイヤが長持ちしません。 直進性が悪くなります。 調整の仕方はまず、ハンドルのセンターを出します。 センターから少し左側に5度から6度傾けます(道路が左に傾いているので修正するための角度です) この時、右側のタイヤが前方に、直角に向いていることを確認します タイヤに沿って1メートルぐらいの、まっすぐな棒をタイヤサイドに充てると 車両に対して直角になっているか確認できます。 この状態でどちらかに曲がっていれば、 前側に馬を掛けて作業しないと危ないです。 フロントをジャッキーアップして右側のタイロットナットを緩めて調整、下にロッドを回すと前側のタイヤが広がります 上にロッドを回すとタイヤ前側が狭くなります。 まず、これで基準になるタイヤ位置をセットします。 これを基準として、左側のタイヤがどちらを向いているか確認します これも棒をタイヤサイドに充てるとより見やすくなります もし外側を向いていたら、 タイロットロックナットを緩めて、下側にロッドを回すとタイヤの前側が狭くなり 左右のタイヤの平行が出ます。 大体回したら、タイヤの前の寸法と180度反対の同じ位置を測定して同じ数字になれは完成です、さらに棒を当てて平行になれば左右のタイヤは平行が出ていてサイドスリップも大丈夫です、この時ハンドルはセンターから5度から6度左に傾いている状況 最後に左右のロッナットをしっかりと増し締めして終わりです。 走行すると、ハンドルがセンターの位置でまっすぐ走ります つまり道路の傾いている分が修正されてハンドルはセンターになります。 サイドスリップ調整完璧です。車検も合格します。 一度覚えれば誰でも簡単にできます メジャ測定は2名でやると、やりやすいです 当店は、娘にこずかいやって、メジャーを抑えてもらい測定してます これだけで高い機械はいらないで、サイドスリップの設定が出来ます お試しあれ
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