オートマリーン-中国製のラジエターには泣かされる

2022/7/21

中国製のラジエターには泣かされる
お客様の持ち込み交換で中国製のラジエターを取り付けましたが数キロ走ったら、ラジエターATホースが切断してATオイルが漏れて走行不能にホースを新品と交換して、また数キロ走ったら、オイル漏れで走行不能おかしいのでよく見たら、エンジンのオイルパン下部と一部ホースが接触していてエンジの揺れでホースが切断することが判明ラジエターのATオイル差込口のアールが大きくホースがエンジン下部オイルパンの角に当たり、擦れて切断されます。急遽、ATオイルの接続部の金具を、古いラジエターから、取り外して交換よく見たらホース接続金具のアールが大きいためオイルパンにホースが接触純正とパイプの曲がり具合が違っており、直そうとしたら曲がってしまい、使用不能に急遽取り替えた古いラジエターホース金具を外して交換して事なきを見ました。皆さんも、中国製のラジエターは注意してください。ホース接続口の角度が純正と違いどちらに向けてもオイルパンに当たりエンジンの揺れで、 ATオイルホースが切断されます。ちなみにインターネットでお客様が買ったラジエターは６０００円自動車部品商から純正は２４８００円品番はどちらも同じです。確かに安いが、考え方ひとつと安心感ですねお店の信用考えると、中華の安いのは使わない、純正を使います。今回は持ち込みだったのでお客様も納得ですがもし、こちらで儲かるからと中華製ラジエターを取り付けて、こうなったらお客様のクレームと、２回作業する手間を考えると、こちらも合いません今回、古いラジエターから外した部品が合い、良かったが、合わなければアウトでした。(パイプは曲げると変形して駄目になります、火であぶりながらやれば出来るかも)外した後に、ラジエター側のATパイプの角度確認してください。要は、古いのを外して使えば大丈夫です。ひどい場合はオイル漏れにより、ATユニットが破損してミッション交換になります。皆さん、同じ失敗しないようにしてください。このタイプは、エアコンが利かなと修理依頼多いですが、ほとんど、ファーンの作動不良で、エアコンが作動しないのが多いです、まずファーン交換するのにラジエターも外してみると、液漏れしてるのが多く両方交換が多いです。ファーン故障で乗っていると、ラジエター圧力の上昇によりラジエター本体も液漏れ等の故障になります。ファーン交換すると、エアコンも効くようになります。ファーンが回らないとエアコンのコンプレッサーはスイッチは入りませんから、効きません。車両データーダイハツ車体番号L175S-1057000型式DBA-L175S19年７月型式指定１５４９２識別０００７このタイプのラジエターは、アッパー側が(ラジエターの上の部分)がプラステックになっており、長年使用していると劣化によりプラステックのホース付け根と先端部分が割れてきます、交換しないとホースが取れてオーバーヒートになります。後は、アルミ部分とタンク部分のプレスが悪いとタンクり端の部分から水漏れ起こします、中華製は、ここの密閉プレス技術が悪くて交換しても、すぐ水漏れします。この時点で圧力上がると、ラジエターのアッパータンクから、じわじわ水漏れしてきます。特にラジエターのコーナー付近３０分くらい冷房利かせて、観察します。(観察中はクーラントは入れません。ラジエターの水漏れがなく冷房も効いているのを確認出来たら、水を全部抜いてクーラントを入れて終了)あとはフロントメンバーとボンネットキャッチ、バンパー取り付けて終了です。下回りの水漏れとATオイルの漏れと、適量は入っているか確認して試運転後お客様に納車ですね。車種により、ATオイルが直接ミッションに入れられないタイプがあります、このタイプはラジエターに行っているATオイルホースから、少しづつ入れる感じになります。ホースの穴が細いから、ペットバトルに穴をあけて、ホームセンターでホース９パイの外形ホースを、購入してペットボトルの蓋に穴をあけて、突き刺しシーリングで止める乾いたら、ペットボトルの上を開けて、オートマオイルを注入、落ちるまでに時間かかるから、ほっとくと綺麗にオイル注入できます。(オイル量のゲージがないので、測定してオイルを入れるようにする、抜いたオイルの量を測り同じ量のオイルを入れるようにすると良い) 初期不良対応する部品店で買うことをお勧めします。純正は高いけど、まず問題ありません。但し２回作業しても工賃は保証されませんから、あしからずタイヤチェンジャーも、中華製は、ホイルに傷がつき使い物になりません扁平タイヤや、スポーツタイヤは出来ません、ヘッドが下にタイヤサイドで押されて、ホイル外側に大きな削り傷が出来て、弁償の対象になります。安く売ってますが、いい仕事は出来ません。