2025/9/3

メーター内シートベルト点灯と消灯できない時は

まずシートベルトマークが点灯しない時は
シートベルト受け側の椅子の下側に配線カップラーがあります
そこの、カップラーを外して、ハーネス側の接点を直につなぐと、
シートベルトランプが点灯します(針金で)つかない場合ベルトの球が切れている時もあります、その場合はメーター全部外して球の交換です。
つないでも点灯しない時は、ランプの球切れか、その先の配線断絶です。(ほとんどない)
 
次にシートベルトのカップラー接点にテスターを当てて針が振り切れれば接続OK
大概ここが導通していないと思います。
 
原因は配線の断線か、ベルトキャッチの導通不良です
ベルトキャッチにマイナスドライバーを入れて、上からパーツクリーナーを吹き込み洗浄
エアーで吹き飛ばします、これで治るのが多い
ハーネス部分にテスター充てて、導通が確認できれば、修理完了、カップラーを接続してベルトサインが点灯します、ベルトを差し込むと消えます。配線の断絶は
つなぎ直しましょう。
ベルトキャッチの中のスライドスイッチが不良の場合は、こじ開けて中のパーツ調整、
大概スライドバーの摩耗による接触不良ですので、部品出ません、
キャッチ丸ごと交換です。
 
ベルトキャッチ受けから、椅子下の配線の断絶が多い、シートを前後するたびに
多少配線が引っ張られるから切れやすいです。
椅子の下側が怪しいです。
 
メーター内球切れなら、どうせ外すならば、メーター球全部交換した方が後々楽です
シートベルトスイッチに来ている線は2本ともマイナスアース線です
シートを外している時は電源ONでシートベルトメーター球がつきます
シートベルト差し込むと、アース線が切れてランプが消えます
良く切れるのが、差し込み口から5センチぐらいの場所です
線を少し引くと、断線が確認されます。
断線だけなら、つなげば復帰します。
 
多いのは、断線プラス、スイッチの不良です
この場合、シートベルトキャッチ分解調整しないと、治りません
 
経年劣化やゴミ、飲み物の進入で接触不良になります
ベルトサインがシートベルト入れても消えない時はパーツクリーナーを上から吹き付け
スイッチをカチ、カチ、やると汚れが飛んで
治る場合があります、試してみて、それで治らないとベルトキャッチ、
全交換で12000円ぐらいします。
 
キャッチのオーバーホールする場合
マイナスドライバーで、キャッチ横からこじると開きます、内側に配線スライドバーがあります、
このスライドスイッチが、摩耗してガタが出て、導通不足になります、ここの不良です
ばらして、内側の接点をほんの少し起こしてやると、導通します。
はめ込み接点を無理やり引くと、はめてあるだけなので、爪が割れます
割ると使い物にならなくなります、慎重に
 
車検場でいきなり不良になる時があります、持って帰り修理です。
検査官によっては、シートベルト抜き差しして確認する人もいます。
直結した場合は、ランプは付きますが、ベルト差し込んでも消えません、アウトです。
シートベルトは外しておいて、ランブ点灯でOKな検査員もいます、ベルトはめられたら
終わりです、ランプが消えないから。