2021/12/14
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ダイビング業界 |
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長い間、ダイビング業界と自動車業界に居る私ですが この所のコロナの影響と、所得の減少、生活の立て直しで、 若者のレジャーに関する出金が減り、各方面で産業の鈍化、 賃金の平滑化により それぞれが、生活で一杯一杯で、レジャー産業のダイビングは鈍化 昔の、一部の人達しか出来ない、レジャーに戻りつつあります。 利益が出ない為、メーカーも部品を出さないで、抱え込みがひどく オーバーホルパーツも出さず、メーカーに送ることを依頼して 単価を上げて従業員の給料に回すほどです 正直メーカーも食べていけない状況で淘汰されています。 昔のダイバーは、企業の社長さん、病院のドクター、看護師さん、 中小商店の店主と、お金のある人しか、ダイビングして いませんでした。 サラリーマンがダイビング出来るようになったのは、昭和50年過ぎてからでダイビングは高値の業界でした。 日本民族が、夏は海水浴、冬はスキー、スケートに一堂に動き、遊びは皆同じ、所得の伸び悩みと、余暇の多様化で、業界全体でダイビング人口が減少 リゾートも同じく減少、ショップは家賃と人件費が払えず 閉店を余儀なくされていると聞きます。 コロナの影響で、旅行業界とレジャー産業は大打撃ですが、 仕方ないですね!! 彼女が水着に着替えたらのヒットで、誰もがダイビングに夢中になり空前のブウム 私をスキーに連れてってで、スキー場も混み合い、リスト待ち30分なんてざらレジャー産業真っ盛りで、 いい時代で、社会に躍動がありました。 今は、ショップ経営者も、他の仕事で生計を立てて、土日だけダイビングの所も息切れ状態、ダイビングメーカーも厳しくて、 メーカー自体も身売りされたり消滅したり 他の業種に合併されたり、四苦、八苦厳しい経営が続いていると 聞きます。 業界の第一次の危機が、今から15年前乱立していた、 ダイビングショップが、バブル崩壊とともに減少、多くの業界仲間が 去っていきました。 謝金返済出来なくて、夜逃げや、自己破産や事業継続不能で他業種に移動と業界も縮小して行きました。 第二回目が、リーマンショックによる、ダイビング業界の縮小 そして、今回が第三回目のパンデミックによる減少 今後、労働者の所得が上がり、レジャー産業が活発になれば 息を吹き返すかもしれませんが、日本はこの感じがまだ続きますね。 ダイビングのエントリーレベルは結婚前の若者達と年配者(年配者は他の注意が必要) 今の若者は、車も持たないし、バイクも乗らない、実入りが少ないから出費も 節約して将来のために貯蓄している 若い世代は、堅実的です。 お金を使うのは、通信代金の携帯使用料のみ、後は皆でシュアー生活 若者は、お金を使いたくても、使えないのが、現状だから 仕方ないですね!! 私も、海と陸の両方のお客様がいたため、海から陸の仕事に代わると、生活が安定、仕事量も多く、毎日追われています。 海の仕事に比べると、陸の仕事は、お客様の数が多く、仕事も途切れませんから、売り上げも安定、計画的に物事が進みます。 ただ、ある意味、ロマンはありませんが、御飯が安定して 食べられます。 生物の探求や、生物の生態、新種の発見とか、突き進むと、お金は出ていく一方で 貧乏まっしぐら、今も貧乏ですが、ダイビング時代の、 貧乏はすごかった!! 今思うと、自分の遊びでした。 車関係の売り上げを、ダイビング事業で全部食われて、すっからかんで、銀行借り入れや、車の車検や修理工賃のお金で、 ダイビング部門を支え、なんとか営業が出来ましたが、 もう無理、コロナでアウト!! ダイビング事業は投資が多く、入金が少なく、好きで、なければ出来ない業種 天候やリスクが多く、家族は大迷惑、車の送迎、ダイビングガイド、機材の点検準備、 旅行手配、お客様の安全管理等、多岐に渡り、すべてに神経使い奴隷のように働いていました。 中でも一番怖いのは、死亡事故、お客様を事故に 巻き込まないように、 ダイビング中はいつも考えていて、入水から退水迄、 気が抜けません。 そんなダイビングでしたが、世界の海で、お客様と作った 思い出は数沢山、一生の宝です。 その映像がここにあります。 ダイビングでの出会いから結婚まで、 お客様をサポートしてきました。 思い出の映像は、少しずつ編集してアップさせていきます。 当店も、数年前からダイビングから離脱して、車の方に重点移転 何とか、ダイビング破産せず、苦難を脱出しましたが、 ギリギリでした。 ダイビング業界からは、かつての仲間が去り隠居している人や、いまだに、謝金返済している人もおり、私なんかいい方です。 裏切りの多いこの業界、今日の味方は明日は敵の業界ですから 気が抜けません。すぐに足元救われます。 今は、車関係のお客様にも恵まれて、普通の生活が出来ます。 お客様に感謝ですね 。 |
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