2022/2/5

自衛隊機の墜落

自衛隊の教官も務めた、優秀な人が行方不明
どんな機体も、あれだけの部品で構成されているので、何か一部の部品が劣化したり
破損すると、事故につながることはあります。
皮肉にも、意外と整備した後が一番ヤバイのです、部品が新しくなると古い部品との間に
強度誤差が出て、さらに弱いところに力が掛かり破損します。
試運転時の危険性はどこも一緒
まして、地上と違い、すぐに止まることもできない飛行機の場合、不具合の状況で墜落して命を落とすことは多々あります、どんなに優秀でも、対応できないものもあります。
その時の運としか言えないですね !!
行方不明の人が早く見つかることを祈ります、家族の為にも
 
前回の自衛隊のヘリの墜落も、若い隊員の命が失われています。
メインローターボルト部品の破損でローターが破損して墜落、民家の子供がけがをした
ヘリには、ローターの角度を調整する機構があり、これが可変して浮力を出します
当然力もかかり回転しているわけですから、劣化の原因にもなります
ヘリの事故は、ほとんどはこのあたりに集中しています。
まして、この事故ではローターが外れて、飛んでいくのが、
一般の人に目撃されています。
 
事例でも、いまだ原因究明されていない状況と、亡くなった親の気持ちが、
新聞に記載されていました。他人事でも心が痛みます。
我々の安全を守って、人の為に仕事をしている人達には頭が下がります。 
 
人間はミスをする動物だから、完全はありません
群馬県でも、大型ダンプのタイヤが外れる事故がありました
恐らく、タイヤナットの締め忘れではなかろうかと推測、仮止めから、
しっかりと増し締めしないで、走行したのではないか、わかりませんが
外れた状態とボルト部分を検証すれば結果は出ます。過去にもハブボルトの締め忘れによる事故は多く発生してます。
 
人さ的ミスで空間識失調がささやかれていますが、ダイバーも水中で同じ変化のない砂地などをコンパスナビケーションしていると、突然コンパスより自分の感覚が正しいから違う方向に進んでいるのではないかと、不安になり修正するが、コンパスが正しく、本人の方向感覚が間違っていることが多々あり、別な方向に行っていることがあります。
景色が単調だと発生しやすい、雲の中を飛べば、何も見えないので計器飛行なので同じ現象です、あの日は天候が悪く目視が出来なかった状況です。訓練はもう少し天候の良い時にやれば違ったかもしれませんが、敵はいつ何時来るかわからないので、ベテランほど
こうゆう天気時もやる必要があるのかもしれませんね !!
事故はいろいろな条件が重なると起きます、自分の健康、機械の調子、気象条件等
次に同じような事故が起きないことを祈ります。
 
昔、三菱の車で、空飛ぶタイヤとゆうのがありましたが、結果は三菱自動車のハブの強度不足不具合が原因でタイヤが外れましたが、大手は守られ個人は670万の金額が支払われたが弁護士にもっていかれたと公表されていますが、日本も小は大にまかれる国です。
すべてのことが明るみに出ることはないのが現実、いいのか悪いのかわからない
 
被害に合った人は、当然すべてが明らかになり、気持ちを落ち着かせたいと思うのは現実
相手が大きな組織で、大きな力があると、なかなか表には出てきません
個人の力では限界があります。森友問題もしかり
自殺した旦那様の不合理を奥様が、戦っております。国を相手に
おそらく市民、皆が応援していると思います。
何が、原因かは、皆さんも、ご承知ですが、証明することは困難でしょう
 
私も、作業したら、もう一度確認して、あれと思ったら
もう一度工具を当てて、確認するようにしています。
世の中の事故を、自分の物として、自分に置き換えて考えています。
事故事例を教訓に、次の事故を起こさないようにと
お亡くなわれた方の、御冥福をお祈りいたします。