2022/7/1

車のエアコンが利かない

暑くなりましたね
この時期必ず多くなるのが、エアコンの調子が悪いので見てくれと問い合わせが多くなります。
 
さてそこで
まずエアコンのスイッチを入れる
ボンネットを開けて、コンプレッサーがカチッとくっ付き
作動してるか確認チェックする
 
次に、ファーンが勢いよく回っているかチェックするエアコン付けると2個のファーンが回る、回るが左右のモーターに変化がある場合は弱い方のファーンモーター交換
ファーンが勢いよく回っていればリレーとエアコンスイッチは大丈夫
これが作動していないと、スイッチの断線かエアコン、リレーの不良
高圧側の圧力チェック夏は10キロぐらい上がります、この圧力が低い場合2から3キロ
コンプレッサーの不良、同時に低圧側が1~2キロぐらいならば
ガスの量が少ない可能性(その場合はコンプレッサーのスイッチがくっついたり離れたりを繰り返す)
どちらも大丈夫なら室内が少し冷える状況
意外に多いのは、エアコンリレーの不良とファーンの不良
ゲージをつけて高圧と低圧の圧力チェックする
高圧が10~12キロ
低圧は3~4キロぐらいが最適
低圧が2キロ以下ならガスが少ないのでガス充填しましょう。
ガス入れすぎても、利きが悪くなります、定量を入れます、ボンネットの内側にシールで定数が張ってあります。
 
全然冷えない状況
コンプレッサーの不良
コンプレッサーベルトの切断
室内エアコンスイッチの不良
ガスの不足
配管亀裂
リレースイッチの不良(室内とエンジンルーム2か所)
電動フアーンの不良
エキパンの詰まりによるガス気化不良
上記のどれかです
まず低圧側にゲージを取り付けて圧力チェック
圧力が出ないくらいになっていたら、配管に穴が開いている可能性があります
コンデンサー配管、エバポレーター点検して油漏れみたいのがあればそこが不良です
エキパンも細い針の穴ようになっていて、ガスを気化させますので、詰まると効きません
 
真空引き
一度ガスがなにもないようでしたら、真空引きをしてみます
15分くらい真空引きして配管内部の空気を抜きます
ゲージはマイナス側に落ちて行き76の数字に近くなります
そこで、各バルブを閉めて、真空ポンプ停止76の数字から
ゲージが0に上がって行けば、配管やシステムに穴があり空気を吸っているとゆうことが分かりますので、穴の開いているパーツを交換しないと次に進めません
 
穴の場所の発見方法、低圧の配管を外して、アタッチメントを作成して空気を送ります
シュート音のするところが漏れている場所です、簡単に見つける方法
配管追って行き、油漏れ等している所が漏れた場所です、つなぎ目なら一度外してオーリング交換してみましょう、配管亀裂ならパイプ交換です。
 
真空引きして
20分してゲージか動かない時は、ガスを入れて見る
真空引きし異状なければ必ずオイルも規定量入れガスも規定量入れましょう。
ガスの量は座席の下に張ってある量を守りましょう
入れすぎは効きませんよ。