2022/9/10
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持ち込みタイヤで毎日奮闘 |
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持ち込みタイヤは、多種多様な人間と状態の悪いタイヤが来るので 大変です。 その中でも、クレームも大変、毎日格闘です。 1円でも払いたくない人が多いから。 例1 ノーマルタイヤ、ヤフオクで購入比較的、新しいタイヤでも保管が悪くて中のビートが潰れて、内側ビート幅3センチぐらいの物が来ます 当然、ホイルにタイヤを入れても、ビートが上がりません。 ノーマルタイヤなのに、ビートブースター数台使用しての ビート上げです、 数倍手間と人手が、かかります。 ひどいのは製造年月日は新しいのですが、炎天下に展示してあったものは、油が抜けて カサカサの状態、取り付け時にビートが切れる事故もあります。 良いタイヤと、悪いタイヤをセットして売りつける業者もいます。 お客様は写真購入で、なるべく安く仕入れてお持ちになり 取り付けだけの依頼ですが、多種な品物が来ます。 全責任がこちらに降りかかる。 あまりにもひどい要求のお客は、次回の来店断わる。 持ち込み特有の、客層です。 例2 扁平タイヤで、21インチ扁平率25~30タイヤ、ビートがホイルの中に折れ曲がり空気が入れられず、タイヤレバーでタイヤを一周 こじりながら、少しずつビートを上げていく、少しでもレバーを中に入れすぎると、ビートが切れて弁償対象になります。 ビート上げるのにブースターも使えません、数センチづつの ビート上げ作業1本570円作業代で、切れると1本25000円の弁償、割りの合わない仕事です、 慎重に作業する。 2本無事に終わるが、1本30分かかる2本入れて1時間疲れる。 このサイズのタイヤは高額弁償になるので注意を要する。 例3 ランフラットタイヤで中古4~5年落ちのタイヤを入れる ゴムが劣化していて、ビートが切れやすい、購入先、黄色の看板店でも、ビートが切れるかもと伝言され購入、切れてもいいからと お客様に言われ、やってみる、中古で1本1000円で購入した。 ランフラットタイヤは横が強い、2本持ってきて作業したが2本とも、ビートで切れて失敗する、本人了解のもと弁償無し。 タイヤはホイル溝にビートを逃がして引っ張って入れるのでテンションが掛かります、この時タイヤに柔軟性がないと切れます。 例4 引っ張りタイヤの交換時、ホイルのサイドで新品タイヤのビートが 切れる ワックス付けてビートヘルパーを8個つけて入れたが鋭いホイルのサイドで引かれて 少し切れる、引っ張のタイヤの張りだし角度のきついタイヤは、ビートとタイヤの入る角度が鋭く切れやすい、ダメージが入ると空気漏れの原因で不良に、再度タイヤ購入して、ホイルのビートの当たる所にリムガードで固定して片側3センチの引っ張り トータル6センチの引っ張り ワックス沢山つけてやり直し、無事切れずに入れることに成功する。 お客様同意の上での作業、タイヤ弁償無し その代わり、タイヤ組み込みとバランスは無料にする。無料作業 例5 腐ったホイルにタイヤがついている物、持ち込み処理のお願い チェンジャーにかませることが出来ない タイヤを外さないと処理できない、サンダーでホイル切断処理、鉄ゴミに出す、タイヤは廃タイヤ処理する。4本処理で作業時間2時間、近くの修理業者だから無料にする。 例6 新品タイヤなのに、1週間で空気が抜けた 調べると、リムサイドから少しづつ抜けている、早々、外すとなんとタイヤ内部の製造時のひげがサイドに当たり空気が抜けている、外してすべてのひげを取りサンダーかけて 平らにして組み直すと、治りました、同じく、サイドビート部分製造時のゴムの段差により空気漏れあり、 明らかにタイヤの製造ミスです。クレーム無料作業 お客様に丁寧に説明する、サイドから漏れても当店のミスではなく タイヤ製造時のイボのせいで密着が悪くて漏れます、この要因で事故が起きても、一切の責任はありませんのでと理解させる。 取り付け店に来るクレームは大変です。ピレリータイヤネット購入 例7 扁平タイヤ40の裏組交換で、6本組み換えやって、若者に4500円請求したら、もっと負けろと要求、さすがに大変な交換作業なのに、お金はいただかず、丁重に次回からの来店を 拒否する。6本交換して無料にする。金の切れ目は縁の切れ目ですね 例8 忙しい時に、お客様から、この方向で入れてくださいと要望有 納得の上入れてあげると、タイヤサイズが前後で違う やり直してくれと要望、このタイヤはあなたの指示どうり入れてあげたのですよと言うと、とにかく違うからやり直せと言われ もう一度外して入れ替える 当然、無料作業、喧嘩になるからもう言わない。 例9 中古タイヤの持ち込みで、作業後空気が抜けたとクレーム 調べてみると、タイヤ側面に小さな穴を発見、千枚どうしで 開けられたような穴、タイヤは減っていないが 恐らく業者も分からないで 中古販売した模様、取り付け店の当店に対して取り付けが悪いから パンクしたのだから弁償しろと、不合理な要求で、きちんと説明して、納得させるが気分が悪い。 例10 LEXUSのバルブセンサーは、交換時注意を要する タイヤとセンサーの間が狭く、遠くからビートを落としても振動で 反対のタイヤが膨らむ時に折れやすい センサーの固定ボルトがプラスチックの為にすぐ折れる したがってセンサーから前後30センチはビート一切押さないで チェンジャーの補助プロテクトで、真下に静かに押して一切振動が 掛からないようにする。 アマゾンで買えば6000円で4個買えますが、レクサス店でセットアップ嫌がられます。 ヤフオクにタイヤセンサーを外して、器に入れて壊れたセンサーと残りを入れて容器に2.5キロの圧力掛けてトランクにポイすると 取りあえず車両のセンサーエラーは消えます、ホイルには普通のゴムバルブをつけて使用 めんどくさいことはやらない人もいます 電池も自分で交換して、センサーに頼らない使い方もあります。 1、タイヤ交換時、新しいセンサーの番号を、OBD2診断機で 車両受信機書き換えないと駄目なタイプ、 2、新しいセンサーを取り付けて走ると自動的に受信してくれる タイプ 3、センサー交換時は受信機の再セットアップのタイプの3種類が あります、車両取説参照 車両受信機にデーター送るタイプはレクサス店でしかセットアップできませんが、最近は出来る(当店はあります)診断機もあります。 自動認識タイプは、取説見て現在のデーターを削除しないと反映しないものもあります。 空気圧センサーの寿命は約10年ぐらいですが、電池が無くなるとタイヤ交換の振動で作動しなくなるのがあります。要注意です。 良くあるのが、タイヤ交換でセンサーエラが出たので対応して直せと来ます タイヤ交換で、センサー持ち込みOKならレクサス店でのセットアップ代金で、4万から5万掛かります。 レクサス店でセンサー持ち込み不可のお店だと、さらに追加8万くらいかかります。 お客様から全部請求来ます。 ひどいと、その日お客様が仕事を休んだ休業補償もついて来ます。 作業中の代車や自分で動く時間はお店の作業も出来ない為大変です。 相場で12万は見ないといけません、ここが注意点です。 お客様に、前もってセンサー壊れても責任持たないと言って作業する又は取り扱わないのが一番です。
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