2022/12/31

酸欠事故

今年も終わろうとしています
ウインタースポーツでスキーに出かけたり、帰省したりと、車の移動が多い時期ですね。
 
そこで渋滞中の積雪などで排気ガスが車内に入り、一酸化中毒で死亡する例が後を絶ちません。
痛ましい事故に合わないためには、十分な注意が必要です。
まず、車は走っていないと簡単に床下から排気ガスが侵入してきます
マフラーに穴の開いている車は、渋滞中でも排気ガス侵入により、
体調不良、又は意識混濁におちいります。
排気音が変わった時は点検しましょう。
 
少しづつ酸欠になると、気が付きにくく事故にあってしまいます。
雪道ではなくても、駐車場所で後ろに壁があり、左右に駐車車両が
あり、さらに天井があるタイプの屋外駐車場
実はこんな所でも同じ事故は発生しております、空気の対流しない
場所で一見何の変哲もない場所ですが、車内就寝中酸欠で
亡くなることが有ります。
 
それを防止するには、エンジン切って、毛布か厚着をして休むのが
一番安全です。屋外で周囲360度遮蔽物のない場所ならエンジン掛けても大丈夫ですが、それ以外は要注意です
就寝中エンジン掛けっぱなしの時は、周囲の状況を把握するのと
窓を2ケ所少し開けて置くのも大事なことです。
少しの注意で事故は防げます。
 
サイロや低所への進入作業も、安全帯の使用や、十分な換気と
有毒ガスの検知器で測定してからの進入にさいし
酸欠事故や、埋没事故の防止を十分心掛ける。
 
新年も、皆様、家族安全、健康で、良いお年をお迎えください。