2023/2/28
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鍵の作成 |
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純正に準ずる中国製の鍵について まず鍵の精度が悪くて、厚みと、幅、長さにおいて 純正と数ミリ違い、マシーンセットアップ時に、幅や長さの違う分を数ミリ刃を出しセットしないと正確に切れません、ここが腕の見せ所ですが、元々違う長さの鍵ですからリスクもあります。ノギスで測り幅の違う分を、刃当からさらに奥に充てる作業が、難しい、切り過ぎても開きませんから たいがい、お客様の持込キーの作成はどこも断りますが、 当店は了解もらってやります。 作成した時に、鍵の寸法が初めから違うため狂いが生じて、 開かない等のクレームがあります 鍵の幅や長さが違い、作成しても開きにくいのです でも誰かがやらないと、お客様は困ります リスク承知でやります。 日本の鍵は後藤製作所が作っており、精度が高く 折れにくくて安心できます。 韓国製の鍵もありますが よくシリンダー内で折れます、これもイマイチ価格は、中国製と、 どちらも安いですが、長持ちしない。(鍵の高度が違う) 鍵が曲がったり、亀裂の入った鍵は中で折れる危険有 早めに予備鍵製作しましょう。 持込キーでよく作成してくださいと来ますが、きちんと説明しないと 後で大変です。 鍵も使用中にシリンダー内にゴミがたまり、開きにくくなります そんな時はパーツクリーナーでひと吹きして、 ごみを取り除くと良く開くようになります 専用の鍵クリーナーより安くて安全です。 CRCは一時開きますが、油にゴミが付着して空きにくくなります。 U9やURの鍵は精度を要求され穴が浅くても深すぎても開きません 最高難度の作成キーです、私もよく不良品出します 誤差0.08ミリの世界、このタイプの鍵は手動で製作よりも、コンピーターマシーンで正確に切るレベルですね MATRRX SLX鍵マウントの調整 まず、鍵正面のバイス位置の調整(これをしないと鍵の基準から最初のピストン位置が狂い鍵が開かなくなるため) ドリルを下して、バイスの0番の数字の場所で右側バイス調整を行う 基準側バイスは動かさずにドリル側のカッターのバイスのみ六角ネジを緩めて調整する(ネジを緩めるとカッターガイドが微妙に動く) センターのセットアップランプが両方つく場所でバイス取り付け六角ネジを閉めて調整するが閉めるとバイス位置が少し動くので、それを見越して締め付ける(コツは少し6角ねじを締めてから、カッターを押し当ててランプの点く所でさらに固定する) 次は横の調整、横は六角の締め付けボルト付近にカッターを下ろし 手前と奥でグリーンランプがつくように設定する この時、カッターの刃は逆につけて作業するとやりやすいです この作業で左右カッターの位置調整と前後の両方がセットできます すべて青ランプがつけば、設定完了です。 コンピーターマシーンもセットアップを間違えると製作しても 開きませんから、注意が必要です。 MATRIXマシーンで、クッションキーとストレートの切り替えの時 クッション使用時は左側の赤い線をバネのマークに落としますが ストレートキー作成時は、ストレートのマーク以上に左に一杯回さないとクッションが利いているので注意を要します。 ティンプルキーの穴はなるべく、機械設定は(クッション使用はズレて開かない場合があります)ストレートで切り、穴と穴のつなぎは後で2回に分けて作業すると、確実に鍵が作成されます。 なるべくオリジナルキーお持ちください コピーキーでの制作は開かない場合があります。 1本しかない場合は仕方ありませんが、何個か 製作するようになりますから、その分お金がかかります。 ヤフオクで中古シリンダーを購入して交換するほうが安いです。 鍵を切る時に、深く切り過ぎると開かないので、右側のハンドルを 力を入れて、下げた時に、カクントさらに下に落ちます、 ここで、青ランプがつく位置に調整しないと深く切りすぎます、 つまり機械のガタです。ここがミソです。(クッション使用時に多い) これはメーカーいわく治らないそうで、 ここを計算に入れて作らないと全部深く切り過ぎて 使い物になりません。 マンションのエントランス用の鍵は、純正でお作りください もし、開かなくて鍵が抜けなくなると、マンション皆さんに迷惑かけるのであくまで、個人の住宅用鍵のみ作成します。 最悪弁償しても1万前後ですから仕入れで、自分でやれば こんなの経費の内ですから、お客様も新品の鍵になって喜びます。 ヤフオクでマシーン購入して、使い方わからない人はお電話かメールください、機械の使用の仕方教えます。もちろん無料で パーツの供給も出来ます。
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