2023/11/22
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レバーレスタイヤチェンジャーによるタイヤビートワイヤーの変形 |
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最近多いのが、タイヤの中古の持ち込みで エアーが入らないものが見受けられます 調べてみると、タイヤホイル接地面のビートワイヤ内面が 変形しており、そこからの空気漏れ、 レバーレスタイヤチェンジャーで ビートワイヤーを強く引き変形している状態 明らかに作業ミスです レバーレスの場合は、ビートで引く前にタイヤビートにワックスをつけて引きやすくするのと反対側のビートにビートヘルパーを2個取り付けて、ビートが引かれた時に内側に落ちやすくしないと レバーレスは、エアー圧で強制に引き込むため ビートが落ち切らずに、伸びたり変形してしまい、タイヤの密着が悪く成り、再使用が出来なかったりと問題が残ります。 修理は不能で、最悪チューブ入りにしないと使用できません 無理やりビート上げても、ビート側面で空気の流失を止めていますが、空気圧が不足すると、側面から一気に空気が漏れてバーストの 危険、ワイヤー伸びのタイヤセンターの狂いは治りません。 お客様にタイヤ弁償となります。 作業していただいたところと相談になりますと、お客様に伝えます レバレスの機械は、最新の機械でいいようで悪いです。 私も、今の機械の前使用してましたが、ビトを引く時の力で 反対側のビートが、きちんと落ちていないと、ビートワイヤーが 伸びて、タイヤセンターが出にくくなり ホイルバランスが取れなかったり、エアー不足の時に、ビート側面の圧着が弱くなると空気が一瞬で抜けてバストに至ったことがあり それ以来、使用していません。 レバーレスは安い中国製のホイルなど、センターでホイルを固定しているので、力でタイヤリムをレバーレスで引くと、ホイルが変形に至ったこともあり、作業に注意を要します。 その点、昔ながらの、ヘッドにビートを持ち上げる内側クランプ式は、人力でビートを上げる為、この方がホイルの変形もなく、人力でリムを引くので、重ければ、しっかりビートを落とさないと、ヘッドにビートを引き上げられないので、ビートの伸びる心配がありません 中古タイヤ取り付けの要請時に、ビート点検、一部が四角に変形している場合は、お客様に伝えております。 レバーレスはビートに外痕跡がしっかり残りますので、そのまま付けると、責任がすべてこちらに来ます。
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