2024/7/8
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暑い季節 水難事故溺れに注意 |
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気温もぐんぐん上がっていて 夏は水辺て楽しむ人達も結構います ついお酒を飲んで水に入ると、涼しいと錯覚する人が多い季節 確かに膝ぐらいまでなら気持ちいいです しかし、泳ぎ出すと、酒の影響でアルコールが良く回り 水面と水中の区別がつきにくくなり、酔いが回り水を飲みます。 溺れ、つまり肺に水が入ってしまい、肺のガス交換が行われなくなり 酸欠により死亡してしまいます。 一番怖い現象です、先ず大量に水が肺に入ると、筋肉が動きずらくなり 気持良く水中に沈んでしまいます、頑張って息こらえ潜水もブラックアウト 同じ結果に・・・酸欠による体の機能停止。 水中では、腹式呼吸は行われません 陸上は、意識しなくても、腹式呼吸で呼吸が維持されていますが 水中では腹式呼吸はありません、意識して呼吸しないと 簡単に脳の酸欠が起こります、ここが陸上と水中の大きな違いです。 沈んで、そのまま引き上げないと、酸欠により窒息死、死亡に至ります。 夏は沈んで10分過ぎると回復は難しい 逆に沈んでも、すぐに引き上げて人工呼吸すれば、助かります。 高い所から水中に飛び込むと、急激に体に水圧がかかり 鼻から水が侵入してきます、肺に入れば溺れます。 通報から公的機関が到着して、検索するまでの時間は速くて30分かかります つまりもう助からないのです。 見失ってから、10分以内に見つけないとアウトです。 ここが勝負です、現場に居る皆で、すぐに検索、引き上げ、心肺蘇生助かります。 酒を飲んでいなくても、水面呼吸の仕方を知らないと、同じ現象になります 人間は、思い切り呼吸を入れて、水中に立つと 目線の所までは浮きますが、それ以上は浮きません つまり鼻と口は水の中です、子供を水辺に連れて行くときは片時も 目を離してはいけません、必ず浮き輪をつけて、万が一に備えましょう。 それましたが それを補うのは、手や足を使用して水をかくことで 口と鼻を水面から上げることができます 着衣の場合は、もう少し下がりますので水面から体が上がった所で呼吸入替、沈んだ時は息こらえの連続で力を温存、むやみに動くと体力消耗します、力を抜いて水に体を預けます、水の状況からリズムをつかみ、ゆっくりと泳ぎ自ら、水から退避します。 泥を含んだ、水は体に着くと確実に溺れます、体に泥が付き重くなるので 浮力が少なくなります、また波内側の泡や空気の混じった流れの場所は、水をかいても 浮力が取れないために、同じく溺れます。泡や空気の混ざった所から 離れることが重要です、少し位置をずらすと水がかけて浮力が取れます。 空気の混ざった所や泡立っていない所が安全です。(泡は大量時のみ危ないが、 すくなければ大丈夫、水はかけます 例 滝つぼの真下溺れやすい) 年を取った人は平衡感覚、バランスが劣る人がいます、この人も注意 幼児は、川や海は必ず浮袋をつけて水に入れるのは、親の責任 監視と行動、自宅プールでは10センチの深さで溺れます。 (水遊び中、簡易プールで滑って下のコンクリートで頭を打ち意識消失溺れ) 水遊び=死亡事故と思って間違いなし 信じられないことが起こるのが水の事故、楽しい水遊びが、 悲しい結果にならないように細心の注意を、入水から退水迄監視は絶対必要基本です。 スノーケル使用の事故 スノーケルを使用して水面を見る分には水は入りにくいですが、前方と水面から前方 45度までです、それを過ぎると、つまり真下を見ようとするとスノーケルの先端が 水面に近づき水が侵入します、この時慣れている人は口に水が入る手前で負圧を感じて 吐き出すことが出来ますが、慣れないと飲んでしまいます、これが事故の引き金になりますつまり肺に入ってしまい、強烈な嘔吐に繋がります。 補足 夜と昼間の距離、感覚の違い 同じ距離でも、海から陸を見た距離は昼は短く、夜は長く感じます 心理的なものが夜の負担を大きくしています、これも一つの参考にしてください ナイトダイビングで沢山の生徒を教えていて感じたことです。 昔の、ダイビングインストですから、今に伝えたいことです。
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